本記事はこんな悩みを持つ方に向けて書いています。
何度も書いては消すを繰り返してしまう
上手く書けているかわからないから投稿できない
私も最初の頃は、重い腰がなかなか上がらず、書き始めるのに時間がかかったり、いざ書き始めても、すぐに手が止まったりしていました。
しかし、今は「面倒だな」とか「上手く書けないな」と思ったときに、どう対処するか、予めルールをを作っておくことで、書き続けることができています。
この記事では、私が書き続けるために日頃、工夫していることをお伝えしていきます。
やる気が出ないときの気分の上げ方がわかる
目標を達成するためのマインドセットが身に付く
この記事は、以下の書籍を参考に書いています。
【ヒントはシンプルな習慣にあった】ブログが続けられる9つのコツ
ブログを続けるにあたり、もっとも大切なこと。
それは、モチベーションを下げないためのルールを作ることです。
「モチベーションを上げる」と言われると、都度、自分を奮い立たせないような感覚になり、腰が重くなりますよね。
しかし、【ブログを始める!】と決意した1日目はやる気に満ちあふれていたはずです。
その日にあったモチベーションを下げずに維持できれば、何事も続けられることができる。そう考えることができたら、少し気が楽になりませんか?
モチベーションを下げないルールが分かれば、もう3日坊主とは無縁になれます。
ルールはどれもシンプルなので、ぜひ明日から取り入れてみてください。
それでは、そのルールをお伝えしますね。
心理的効果の利用
赤を身につける
赤い色には、アドレナリンを出す効果があります。
アドレナリンは体に悪いと思われる方もいるようですが、そんなことはありません。
アドレナリンには、人を「臨戦状態」にする作用があります。臨戦状態に入ると、人は集中力や判断力を高めるでき、自然とエネルギーが湧いてきます。
例えば、アメリカ大統領選において候補者が直接対決するテレビ討論会では、候補者は必ずと言っていいほど、赤いネクタイを身につけています。赤という色で「強さ」や「威厳」を見る人にアピールしていると同時に、自らも赤を見つけることで、心理的効果を得ているのです。
ボールペンやペンケースなどの小物類を赤にするだけでも効果はあるので、ぜひ試してみてくださいね。
ノリのいい音楽
人間は影響を受けやすい生き物です。
暗い音楽が聞いていれば、気持ちも暗くなります。
軍隊で使われている行進曲や格闘家の入場曲にローテンポな曲ってないですよね。
理由は簡単で、それではエネルギーが湧かないからです。
やる気がいまいち起きないときには、テンションを上げられるノリのいい曲をかけて気持ちを切り替えることをお勧めします。
プリコミットメント
『プリコミットメント』とは、周りに自分の目標を宣言することで、実現に向けた行動を促す自己抑制の手段の1つです。
「夢は宣言すると叶う」
そんな言い回しを聞いたことがあるのではないでしょうか。
確かに人に言うことで逃げ場がない状態になりますよね。
しかし、ここで注意しなくてはいけないのは、「誰に宣言するか」です。
オハイオ州立大学が行った研究結果※1によると、自分が尊敬できる相手に宣言したグループの方が、どうでもいい相手に宣言したグループよりも、目標達成率が高かったそうです。
※1 American Psychology Association
自分の尊敬できる相手に宣言したほうが、目標を達成できなかったときの恥ずかしさが増したり、嫌われたくないという気持ちもあったりで、やる気が出るというのは納得ができますよね。特に周囲からの評価を気にする人ほど、プリコミットメントは有効な手段であると言えます。
自分をいじめない
「ブログを書く!と決めたのに、今日もサボってしまった」
そんなふうに落ち込んでしまう日もありますね。
でも、落ち込まなくいいんです!
自分を責めたところでメリットは何もありません。
過ぎたことは忘れる
こんな言葉をご存じでしょうか。
神よ、
変えることのできるものについて、それを変えるだけの勇気をわれらに与えたまえ。
変えることのできないものについては、それを受けいれるだけの冷静さを与えたまえ。
そして、
変えることのできるものと、変えることのできないものとを、識別する知恵を与えたまえ。【ラインホールド・ニーバー(大木英夫 訳)】
これは、アメリカの神学者/倫理学者であるラインホールド・ニーバーが、1943年にある小さな教会で説教したときの祈りで『ニーバーの祈り』と呼ばれています。
「あのとき、もっと頑張ればよかった」
「どうして、あんなことをしてしまったんだろう」
そんなふうに自分を責めてしまうことがあると思います。
しかし、過ぎたことを変えることはできません。
それよりも、
今後、その状況を回避するために取れる対策は何か
に焦点をおきましょう。
落ち込んでしまったときは、
「変えられないことを悩んでも仕方ない!」っと潔く認めることが大事です。
そして、「今は、未来に向けて変えられることに集中する!」と気持ちの切り替えができるようになると、自分が思っている以上に何事もシンプルに進みます。
目標を細かく設定する
「ブログを2時間で書き上げる!」
これまで人に伝えるための文章を書いていなかったり、読書をして文字に触れてきていなかったり…
そんな人が、この目標を立てても、恐らくかなりの確率で挫折します。焦って、無理な目標設定をしても、できない自分に落ち込むだけです。
それよりも、絶対に達成できる目標を期限を決めながら、細かく設定したほうが、モチベーションを維持することができます。
とりあえず3行を20分で書く
自分の主張したいことを30分以内に3つ考える
このように自分が必ず達成できそうな目標の期限を決めると、1つ達成すると、また次の課題が待っているので、飽きることなく、ゲーム感覚で作業を続けることができるようになります。
何より目標を達成することで、うれしい気持ちになり、1つ1つの作業が楽しくなるのも、目標を小さく、細かく設定することのメリットです。
完璧を求めない
自分の納得いく文章が書けなくて、何度も何度も、同じところを書き直し、結果、何も書けなかった…
なんてこと、ありませんか。
しかし、完璧を求めすぎると、何もできなくなってしまいます。
「これが今の自分の実力」と割り切り、とりあえず書き続けたほうが、完璧主義を発動して、成果ゼロとなるより、はるかに成長につながります。
「推敲せずに、最初書いたもので満足する」
そう決めて、とにかく書く。
1つのことに時間を割くより、とにかく書き続けて量をこなしていけば、ふと気が付いたときに、前よりも書くスピードが速くなっていたりするものです。
とにかくシンプルに
何事も難しく考えてしまうと、前に進めなくなります。
楽観的になって、とりあえずやってみる!という行動パターンを生み出すためのルールを自分で作っておくと、何事も簡単にこなせるようになります。
省略化
「今、書きたい!」
そう思えたときに、いつでも書ける環境を整えておけるとストレスもないですよね。
ブログを書くたび、引き出しからパソコンを出したり、電源コードを取り出したりしていると、それだけで疲れてしまいます。脳にも「ブログ=大変」という感覚が刷り込まれ、なかなか書き始められないという状況になりかねません。
毎日使うものは、いちいち片付けず、省ける手間は全て省く。
準備段階から余計なエネルギーは使わず、”ブログを書く”ことだけに集中する環境を作っておきましょう。
定型化
書くことに慣れてくると、いつ書くと頭が一番冴えているか、どういう環境で書くと集中できるか、など自分にとって心地よい進め方がわかるようになります。
何事も長く続けるためには、行動パターンを変えないことが大切です。
私の場合は、朝起きて散歩をした後が、1日の中で一番集中できる時間だとわかったので、毎日、以下のパターンを維持するようにしています。
6:30 起床
6:45 30分散歩
7:15 軽い朝食
7:30 ブログを書く
9:00 仕事スタート
毎日やることは、ルーティーン化しておきましょう。
自動化
とりあえず、3週間は続けてみる!
そう決めて、ブログを書きはじめてください。
人は平均して3週間続けると、習慣化できると言われています。
習慣化になると、毎日当たり前に歯を磨くような感覚で、何も考えず、自動的にブログを書くことができます。
私も15日目あたりで、自動的に手がパソコンに向かうようになりました。そして、続けるには、楽しいと思えることも大切です。
先に述べたことの繰り返しにもなりますが、設定する目標は実現可能なもの、そして、自分が作業をしやすい環境でやることを心掛けましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
ブログを続ける秘訣。
それは、続けられるシンプルな仕組みを作ることです。
モチベーションは、自分でデザインするもので、自然に沸いてくるものではありません。
- ブログを書くのが億劫 → 30分で1行書けるだけで良しとする
- なかなか書く言葉が出てこない → 10分考えても書けなかったら、辞めて違う記事を書く
このように、壁に突き当たったときに備えて、それを回避するためのルールを作っておいてください。そうするとことで、完全に手が止まることはなくなります。
勇気を出して、自分の目標を憧れの人に言ってみる
完璧主義を捨てて、自分にやさしくなる
とりあえず3週間は続けられるよう、作業しやすい環境を作る
これらを試してみてください。
これで、あなたも続けられる習慣を身に付けることができます。