フリーランス

【徹底比較】フリーランスと会社員の違い15選

会社員からフリーランスへシフトしたいと思っているあなたへ。

会社員として働いていると、こんな不満を持ったことがあるのではないでしょうか。

  • 休暇中の人の仕事もカバーしているけど、給与は増えない
  • 会社の売上が上がっても、自分の給与に反映されない
  • 仕事の成果を数字で表せない事務職だと、評価基準が曖昧

言い出したらキリがないほど、不満はあると思います。
そんな働き方に対する不満を解消するため、
フリーランスへ転身したいと思ったこと1度はありませんか?
しかし、何事にもいい面もあれば悪い面もあります。

  • フリーランスという働き方が、会社員と比較して、いいことだらけなのか。
  • 会社員という働き方は、損でしかないないのか。

本記事は、そんな疑問にお応えしていきます。

この記事の書いているのは、1年後にWebマーケティングで
フリーランスに転身することを目指す、30代OLです。
現在は、学校に通いながらWebマーケティングの勉強をしています。

未経験からWebマーケティングを勉強し、フリーランスになりたい!
と思っている方に役立つ情報を発信したいという思いから、ブログを書いています。
最後まで読んでいただけますとうれしいです。

【徹底比較】フリーランスと会社員の違い15選

まず、フリーランスと会社員で大きく違いのは、
組織に属しているのか、いないのかです。
この違いにより、働き方や求められるものが異なってきます。

働き方以外にも、社会保険や税金の面でも違いはありますので、
この記事では、フリーランスと会社員の違いを15点、解説していきます。

フリーランス 会社員
雇用契約 なし
業務委託契約を締結
会社組織と雇用契約を締結
収入 請け負う仕事の数による 仕事量にかかわらず
固定給がある
所得税 売上から経費を除いた金額が「所得」となり、
確定申告で納める
「給与所得」に基づき算出。
毎月の給与から差し引かれる
住民税 自分で管轄の役所へ納める 毎月の給与から差し引かれる
年金 自分で年金事務所へ納める 毎月の給与から差し引かれる
消費税 事業活動における消費税が発生する 買い物をした際に払うのみ
事業税 業種によって、個人事業税が発生する 納めない
福利厚生 なし あり(有給休暇や持ち株制度など)
雇用保険 なし 失業保険を受給できる
労災保険 なし 負担0で加入できる
社会的信用
仕事の進め方 全て1人でこなす チームを組むことが可能
仕事内容 自由に決められる 決められたことをこなす
働く場所・時間 自由に決められる 会社のルールに従う
人間関係 取引先との関係が重要 取引先に加え、同僚や上司との関係が重要

 

違い①:雇用契約

フリーランス:雇用契約はない。クライアントからの業務単位で業務委託契約を締結する
会社員:会社組織と雇用契約を締結する。雇用形態や雇用期間は、契約内容による

違い②:収入

【フリーランス】
クライアントから依頼された仕事量に比例する

【会社員】
仕事の量にかかわらず、固定給がある

違い③:所得税

【フリーランス】
1年分の所得から税額を算出し、確定申告を自分で行い、納税する

【会社員】
「給与所得」に基づき計算され、毎月のお給料から差し引かれる

違い④:住民税

【フリーランス】
昨年の所得額に基づき、自分で管轄の役所に納める

【会社員】
「昨年の所得額に基づき、毎月のお給料から差し引かれる

違い⑤:年金

【フリーランス】
国民年金を毎月、管轄の役所へ自分で納付する。
令和5年度の保険料は、16,520円です。
※参照:日本年金機構

【会社員】
厚生年金が毎月のお給料から差し引かれる。
毎月の給与額によって、保険料を算出。保険料は会社と折半した額を納める。
※参照:日本年金機構

違い⑥:消費税

【フリーランス】
場合によっては、事業活動における消費税を納める義務がある
※参照:Paytner

【会社員】
買い物をする時に支払い消費税のみ

違い⑦:個人事業税

【フリーランス】
業種によっては、事業税を納める義務がある

【会社員】
納めない

違い⑧:福利厚生

【フリーランス】
ない

【会社員】
有給休暇など、従業員やその家族の健康や生活を向上させる目的で
会社により、様々な制度が用意されている

違い⑨:雇用保険

【フリーランス】
ない

【会社員】
月額の給与に応じて、雇用保険料を支払うが、失業時に失業保険を受給できる

違い⑩:労災保険

【フリーランス】
ない

【会社員】
会社が保険料を全額負担。仕事中や通勤中に事故が起きた場合、保険給付がある

違い⑪:社会的信用

【フリーランス】
会社員と比較すると、社会的信用度は下がります。
これは、会社員とは違い、病気になった際の収入の保証や
安定した収入の保証がないためです。

【会社員】
正社員や契約社員など、雇用形態にもよりますが、
フリーランスと比較すると、安定した収入を得られるため、
社会的信用度は高いです。

違い⑫:仕事の進め方

【フリーランス】
自分の裁量で自由に仕事を進めることができます。
一定の時間内で、自分1人でどれくらいの仕事量をこなせるか把握し、
スケジュールを組むことが大切です。

【会社員】
会社の方針に従い、決められた仕事をこなします。
基本的に仕事の進め方も決められており、
自分の好きな仕事だけができるというわけではありません。
チームプレイヤーであることも求められます。

違い⑬:仕事内容

【フリーランス】
自分で決めることができます。
全部1人で管理するため、徹底した自己管理が必要とされます。

【会社員】
会社によって決められています。
自分のやりたいことができる場合もありますが、
フリーランスほど、裁量権はありません。

違い⑭:働く場所・時間

【フリーランス】
仕事ができる環境さえあれば、自由に決めることができます

【会社員】
会社が指定した条件下で仕事をしなくてはいけません

違い⑮:人間関係

【フリーランス】
基本的に1人で作業をするため、
上司や同僚との煩わしい人間関係に巻き込まれることはありません。
ただ取引先と関係が悪化しては、直接、収入に影響が出てしまうため、
1回1回の仕事を丁寧にこなし、信頼関係を築いていく必要があります。

【会社員】
上司や同僚など、仕事をする上で関わる人が多いため、
仕事をする上では、会社内の人間関係にも気を使う必要があります。

まとめ:フリーランスは自己管理が必須!

記事のポイントをまとめます。

【フリーランスと会社員の違いは大きく3つある】

  1. 働き方
  2. 社会保険
  3. 税金
フリーランス 会社員
働き方 自由度は高いが、安定性がない 自由度は低いが、安定性がある
社会
保険関係
・申請から支払いまで、全て自分で行う
・年金と健康保険料は全額自己負担
・病気やケガをしたときの保証がない
・会社が自分に代わり、手続きをしてくれる
・年金と健康保険料は会社と折半
・労災保険や福利厚生など、万が一の時の保証がしっかりしている
税金 ・自分で納税の手続きを行う
・所得税と住民税の他に消費税や個人事業税などが発生する場合がある
・会社が自分に代わり、手続きをしてくれる
・払う税金は所得税と住民税

フリーランスは自由度が高いですが、
仕事のスケジュール関係から事業にまつわるお金のことまで
全て1人でこなす必要があります。
自己管理ができない人には向いていないと言えるでしょう。

一方、会社員は自由度は低いですが、
会社が自分に代わり、保険や税金関係の手続きはしてくれますし、
万が一のときの保証も会社が担保してくれます。

別の記事でフリーランスのメリット・デメリットについても紹介しています。
こちらも参照していただきながら、自分が思う最適な働き方を選択してください。

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